時空を超えて届くヨーロッパからの手紙~Sincere letters from Europe

"-バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・ハープ、による古（いにしえ）の響きが描き出す、17世紀ヨーロッパ諸国の音物語。-
宮崎出身トランペット奏者杉村智大の主催するアンサンブル・アカデミア・ムジカ。昨夏好評を博した都城市公演に出演したメンバー3名が、この春再び来県します。
今回はより親密なサロンの響きで古の弦楽の響きをお楽しみいただきます。
（プログラム紹介）
トロンプ=ルイユという、精細な描写によって描かれた対象物の実在感に目が騙され、実際に対象物が存在するかのような錯覚を起こさせる絵画技法は17世紀オランダ黄金時代の作品にもよく見られます。例えばチラシのホーホストラーテンの作品でも、当時手紙をしたためるために使われた道具がまるで手に取って触れることができるようなリアリティで描かれています。
古楽器を通して奏でるバロック音楽はまさしく音のトロンプ=ルイユ、時空を超えて17世紀当時の生き生きとした音色を再現し、現代の聴衆にまるで当時のヨーロッパにいるような錯覚を起こさせます。
オランダ、ドイツ、フランスでそれぞれ研鑽を積んだメンバーが奏でる繊細かつ豊かな音色の3種の古楽器の親密なアンサンブルを、極上のサロンの響きでお楽しみいただきます。
国境も歳月も超えて届いた手紙をそっと開け、そのメッセージを読み解くように、イタリア、オーストリア、ドイツ、イギリス…と17世紀ヨーロッパ諸国を巡る音絵巻をお楽しみください。
演奏曲目
L.ルッツァスキ：第4旋法のトッカータ*
P.メアッリ： ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第５番「ラ・クレメンテ」作品３
D. オルティス ： レセルカーダ第７番「ロマネスカ」『変奏論』より
B. マリーニ ：ヴァイオリンと通奏低音のためのロマネスカ 『アリア、マドリガル、コレンテ集』作品3　
M. ウッチェリーニ ：ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第2番「幸せなルチミニア」作品３
A. M. イ・コール ：ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのフォリア
E. M. ドゥ・ペレス (?) : ２声のためのファンタジア 『T’ Uitnement Kabinet』より
J. ダウランド：『常にダウランド、常に哀しみ』*
J. ダウランド (J. ショップ編） : 涙のパヴァーヌ 『T’ Uitnement Kabinet』より
J. J. フローベルガー：「フェルディナンド４世に捧ぐラメント」より *
J. シェンク : ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ第11番 『時と芸術の修練』作品２
J. J. シュメルツァー：ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第4番『Sonata Unarum Fidium』より
＊バロック・ハープ（アルパ・ドッピア）によるソロ
出演：鷲見明香 バロック•ヴァイオリン
小池香織 ヴィオラ・ダ・ガンバ
曽根田駿 バロック•ハープ"

日程	・2023年04月14日(金)
場所	宮崎県都城市乙房町 M'sホール
料金	参照ページを確認ください

※イベントの内容・日時・場所・料金などは変更になる場合があります。
ご参加される際は「イベント詳細を見る（参照ページ）」をご確認ください。

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